2009年2月27日(金)「しんぶん赤旗」
野村萬さん文化振興語る
芸団協 市田書記局長ら出席
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芸団協(日本芸能実演家団体協議会)、実演家著作隣接権センターは二十六日、東京都内で野村萬さん(芸団協会長、狂言師・人間国宝)が文化功労者として顕彰されたことをよろこび、実演家の権利と芸能文化を語る会を開きました。これには日本共産党の市田忠義書記局長・参院議員、石井郁子副委員長・衆院議員らが出席し、野村会長らと懇談しました。
会では野村会長のこれまでの仕事などをスライドで紹介。野村会長があいさつをし、二〇〇一年の文化芸術振興基本法成立、文化芸術推進フォーラム(十四団体参加)の発足にかかわったことなど、これまでの芸団協会長としての活動を振り返り、「今後ともご指導、ごべんたつをお願いしたい」とのべました。
市田書記局長は野村会長に「おめでとうございます」とあいさつ、野村会長は「ありがとうございます。芸能花伝舎のときにも、おいでいただきありがとうございました」と応じ、なごやかに話し合いました。同会には各界から二百二十人以上が出席しました。