2009年3月4日(水)「しんぶん赤旗」
定額給付金
首相の受け取り発言は党略を立証したもの
志位委員長が指摘
日本共産党の志位和夫委員長は三日、都内で記者団から麻生太郎首相が「定額給付金を受け取る」と表明したことについて問われ、「首相は受け取るといったり、受け取らないといったり、右往左往を続けてきたわけだが、これは結局、定額給付金について哲学も理念も何もなく、ただの選挙目当ての党略だったことを首相自らの行動で立証したということだ」と指摘しました。
志位氏はまた、給付金の財源を確保するための二〇〇八年度第二次補正予算関連法案の成立が強行された場合の日本共産党としての対応について問われ、「党国会議員団は、国政の場でこの政策を、厳しく批判してきたわけであり、給付金は受け取らない」と表明する一方、地方議員や党員については「党中央委員会として拘束するようなことはせず、それぞれの判断にまかせる」と述べました。
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