2009年3月8日(日)「しんぶん赤旗」
志位委員長が躍進を訴え
党京都府委員会が決起集会
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日本共産党京都府委員会は七日、志位和夫委員長を迎え、京都市下京区のシルクホールで「総選挙 下京補選勝利 党と後援会のつどい」を開きました。満席で立って聞く人もでた第一会場に加え、第二会場もいっぱいの参加者で、総選挙と市議補選勝利への決意がみなぎりました。
こくた恵二衆院近畿比例・京都1区候補が「京都府党は比例第一党、三十万票の実現のために全力をつくす」とあいさつ。京都市議下京区補選(二十日告示、二十九日投票)の、もりの修一候補が決意を表明しました。
志位委員長はまず、金権腐敗政治にかかわって自民も民主も危機的事態を迎えている情勢にふれ、解散・総選挙が四月ないしは五月に行われる可能性がでてきたと指摘。「逆算でやるべきことをやりきるとともに、のびた場合も前進するよう、最大の臨戦態勢に入って大攻勢にでよう」と力を込めました。
激動と転機にある情勢のもとでの日本共産党の役割について、雇用破壊、経済危機、外交問題についてユーモアを交じえ詳しく説明。
参加者は、「派遣切り」され自殺を試みた労働者が共産党に救われた話などに、目をうるませてうなずく姿も。志位委員長が、日本共産党を特集した韓国の有力紙などを紹介し「日本共産党の党員増に世界中が注目している。この期待に応えて大躍進を」と訴えると、「よーし」と元気な声が上がりました。
最後に、渡辺和俊党京都府委員長が「九人の現職のうち三人が近畿ブロック。四議席以上にするとともに、京都1区でこくたさんの必勝のため、京都の底力を発揮しよう」と呼びかけました。
京都市南区の女性は、「これだけ国政がひどいなかで、今ほど共産党の値打ちのあるときはないとわかった。総選挙で飛躍させないでどうするのかと思った。南区補選に続いて下京区の補欠選挙でも、もりの候補を勝たせて、みんなをあっと振り向かせたい」と話しました。