2009年3月10日(火)「しんぶん赤旗」
銚子で住民投票告示
市立病院休止 市長リコール問う
千葉
千葉県の銚子市立総合病院が昨年九月に休止したのは岡野俊昭市長の公約違反だとして市長のリコール(解職請求)の是非を問う住民投票が九日告示(二十九日投票)されました。有効投票の過半数が賛成すると市長は失職し、五十日以内に市長選が行われます。
「何とかしよう銚子市政」市民の会(茂木薫代表)は市役所近くの会事務所前で「出陣式」を開き、市民など約四十人が参加しました。
茂木代表は市立病院の休止後、病院の患者十五人が亡くなったとして「市民の多くの方の気持ちは固まっている。亡くなった方のためにも住民投票で市長のリコールを成功させよう」と話しました。
会の人たちや住民がマイクを握り「岡野市長は公約で病院を守り充実させると言いながら病院をつぶす。言うこととやることが正反対だ」「父が病院休止で退院を余儀なくされ、不安と怒りでいっぱいだった。一日も早く辞めさせたい」など思いを訴えました。日本共産党の三浦真清、吉田忠三、笠原幸子の三市議が参加しました。
■関連キーワード