2009年3月21日(土)「しんぶん赤旗」
保育「改変」で学習会
党国会議員団の厚労部会
日本共産党国会議員団の厚生労働部会は十九日、国会内で保育制度改変に関する学習会を開きました。高橋ちづ子衆院議員が出席し、厚労省雇用均等・児童家庭局少子化対策企画室の河村のり子室長補佐から説明を受けた後、保育関係団体の代表らとともに質疑を行いました。
高橋議員は、急増している待機児問題への国としての緊急対策などをただしました。河村室長補佐は「昨年十月時点の四万人から大きく増えるのではないか。安心こども基金を使いやすくするほか、国として何ができるか検討したい」と答えました。
参加者からは「保育料はどうなるのか」「短時間の利用者が多いと保育園の経営が不安定になるのではないか」など、懸念の声が多数出されました。
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