2009年3月28日(土)「しんぶん赤旗」
偽装ビジネスホテル規制へ
無法の一掃を要求
吉井氏
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吉井英勝議員は二十五日、衆院内閣委員会でビジネスホテルを装ったラブホテル(いわゆる「偽装ビジネスホテル」)の規制を政府に求めました。
吉井氏は、「全国で偽装ビジネスホテルの件数が三千五百九十三件あり、ラブホテル営業全体の半分が違法、脱法である」と指摘。兵庫県警では偽装ビジネスホテルの摘発強化のため、専任のチームを新設したことを紹介し、「暴力団が関連するものも含め、無法の一掃にどう対応していくのか」とただしました。
また吉井氏は、「住民の要望に適切に対応するため、法のすき間をぬうような悪行を、本気で許さない取り組みが求められている」と強調。佐藤勉国家公安委員長は、「法のすき間をつくような行為があってはならない。自治体の要望と国民の意見を反映することが重要だ。今後とも意見をうかがい、しっかり対応していきたい」と答えました。
吉井氏は、「小学校の周辺など生活・教育環境を壊すようなことはあってはならない。住民運動の代表を呼んで『生の声』を反映させるべきだ」と求めました。