2009年4月11日(土)「しんぶん赤旗」
参院
消費者特委設置を
共産・社民が申し入れ
日本共産党の井上哲士参院国対委員長と大門実紀史参院議員は十日、社民党の近藤正道参院国対委員長とともに、西岡武夫参院議院運営委員長に対し、消費者問題に関する特別委員会を設置するよう申し入れました。
申し入れでは、消費者問題を恒常的に審議する特別委員会を設置し、全会派参加による消費者庁設置関連法案の審議ができるようにすることを求めています。
井上氏は「消費者庁設置法案は、国民生活にとって重要であり、国民の関心も高い。衆院では、特別委員会をつくり、法案を審議している。参院にも特別委員会を設置して、審議してほしい」と求めました。
西岡議運委員長は「特別委員会のほうがいいと思っている」と述べました。
大門氏は「消費者庁ができた後も、消費者問題を恒常的に審議する委員会にしてほしい」と要請。西岡氏は「検討課題です」と答えました。
その後、自民、民主、公明各党の参院国対委員長にも同様の申し入れを行いました。
自民党の鈴木政二参院国対委員長は「同じ考えです。その方向で協議したい」と回答。民主党の簗瀬進参院国対委員長は「重く受け止める」と述べました。