2009年4月20日(月)「しんぶん赤旗」
解雇とのたたかい さらに
市田書記局長、労働者らと懇談
山口・宇部
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演説会のため十九日に山口県宇部市を訪れた日本共産党の市田忠義書記局長は、マツダや日鍛バルブに雇い止め・解雇されてローカルユニオン宇部(松富豊委員長)に加入してたたかっている労働者らと懇談しました。
労働者からは切実な訴えが次々と寄せられました。
マツダ防府工場に三年六カ月派遣されていた男性は「志位和夫委員長の国会質問を聞いてみんな前向きになり、希望が持てた。団結を強めたたかっていきたい」と語りました。
同工場に一年八カ月派遣されていた男性は「ローカルユニオンを通じていろんな人に出会うことができた。これからもがんばっていきたい」と話し、別の男性は「労働者派遣法を抜本的に改正してほしい」と訴えました。
上司からパワハラを受け、うつになり会社とたたかっている男性は「このままでは日本の将来はない。自民も民主も行き当たりばったりの政策ばかり。日本を正しい方向に導くような改革を共産党にやってもらいたい」と共産党への期待を語りました。
市田氏は「これほど労働問題が社会問題になったことはない。皆さんの声を国にきちんとぶつけていきたい」と応えました。
中林よし子衆院比例中国ブロック予定候補、吉田さだよし同・山口1区予定候補が同席しました。