2009年4月23日(木)「しんぶん赤旗」
未来開くたたかい激励
「派遣切り」の労働者
志位委員長が交流
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日本共産党の志位和夫委員長は二十一日、全労連が東京都内で開いた、「派遣切り・非正規切り」とたたかう労働者を激励・連帯する集いに駆けつけ、参加者と交流しました。
あいさつした志位氏は、「無法は許せないと全国で立ち上がったことに心から敬意を表したい」と表明。企業は偽装請負など無法の限りを尽くしているが、それは同時に現行法でもたたかう道は開かれることを示していると強調し、「自分に起こったことを仲間全体の問題、社会と政治の問題ととらえて立ち上がった。日本社会を変え、大きな未来をひらくたたかいです。正規と非正規との連帯、国民全体との連帯を広げ、日本から『使い捨て』労働をなくし、人間らしく働くルールをつくろう」とよびかけました。
交流会では、志位氏を若い組合員が次々と囲み、たたかいを紹介したり、記念撮影をする人が続きました。
JMIU(全日本金属情報機器労働組合)いすゞ自動車支部の男性が、「国会質問でいすゞの労働者を取り上げてくれてありがとうございます」と話しかけると、志位氏は「お礼をいうのはこちらのほうです。いつもみなさんのたたかいに励まされています」と答えました。
会社が期限付きながら直接雇用を打ち出した日本トムソンの労働者に志位さんは「労働局申告で風穴を開けましたね。今度は正社員化のたたかいですね」と語りかけました。