2009年5月17日(日)「しんぶん赤旗」
経済危機被害救済 共産党に行きついた
独TVがトヨタ門前宣伝取材
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愛知県の日本共産党トヨタ自動車委員会と党豊田市議団は十五日、トヨタ高岡工場正門前で総選挙での日本共産党の前進を訴えました。この宣伝活動をドイツ公共テレビ(ARD)が取材しました。
取材は、党市議団のホームページを見たARD東京支局のプロデューサーから連絡が入って応じたもの。
トヨタ工場門前での宣伝では、党トヨタ自動車委員会が職場新聞「ワイパー」を出退勤の労働者に配布する姿と党市議団(大村義則市議、根本美春市議)が宣伝カーで訴えるもようを取材。高岡工場に勤務する党委員長の石田邦芳さんが門前でインタビューに応じていました。
一連の取材では、トヨタの下請け企業もとりあげ、「昨年十月あたりから急激に受注が減り、現在も、ほとんど仕事がない」という社長の話を収録。元期間工のインタビューも予定しているとのこと。
ARDのプロデューサーは、「日本の基幹産業が集中している地域での経済危機の影響と、その被害を受けた人たちを助けようとしている方の話題をまとめたい。取材先を探していたら、日本共産党に行き当たった」と取材の経緯を語っていました。
放映はドイツ国内で五月二十四日(日)、特派員報告「トヨタと豊田市―経済危機は、町は、人は?」の予定です。