2009年6月1日(月)「しんぶん赤旗」
温暖化防止「積極的な目標を」
署名を国会に メイド姿でアピール
東京・秋葉原
新しいルールで地球をクールに―。東京都内のJR秋葉原駅前で31日、メイク・ザ・ルールキャンペーンが宣伝行動を行いました。
「メイド・ザ・ルール」と名付けたこの日の行動には、メイド姿の女性7人が参加。激しい雨のなか、「温暖化をストップさせる法律をつくりましょう」「署名を国会に提出しましょう」と声をかけながら、ビラと署名用紙を手渡しました。
メイク・ザ・ルールキャンペーンは、日本政府が6月末までに決める温室効果ガス削減の中期目標を、1990年比30%減にするよう提言。また、排出を減らすことができる経済社会の仕組みをつくることを求めています。
同キャンペーンの吉田明子さんは、産業界が90年比4%増の目標を支持したことに触れながら、「もっと積極的な目標を持つよう、若い世代も訴えていることを、たくさんの人に知ってもらいたい」と語りました。
ビラを受け取った中学3年生は、「学校で環境問題の授業があって、日本の取り組みは遅れていると聞いた。署名は見てみて、考えます」と関心を寄せました。
約1時間で300枚を配布しました。
■関連キーワード