2009年6月17日(水)「しんぶん赤旗」
核廃絶の流れ促進の党
東京・調布演説会 小池政策委員長が紹介
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東京都調布市文化会館で16日、小池晃党政策委員長を迎えて日本共産党の演説会が開かれました。
谷川智行衆院比例候補、志摩和寿都議候補、吉岡正史衆院東京22区候補が訴えました。
矢野裕狛江市長は新型インフルエンザ問題にふれて多摩府中保健所は狛江、調布市はじめ6市を管轄しており、検査や申請にも府中まで行かなければならないと指摘。オリンピック招致を看板にした大型開発よりも「この予算を保健所体制の充実や30人学級実現にまわしてほしい」と述べ、志摩都議候補へエールを送りました。
小池氏は「二大政党による政権選択」を批判し、年金目的の消費税増税を言い出したのは民主党で、民主党の鳩山由紀夫氏は自著の中で「9条をなくし自衛軍を」と述べており、民主党の政策は自民・公明両党の悪政への「ブレーキではなくアクセル」だと指摘しました。日本共産党からオバマ米大統領への書簡と米政府からの返書にふれながら、平和を願う世界の運動が核兵器廃絶へ大きな流れをつくっていることを強調しました。
知人に誘われて来たという調布市在住の女性(62)は小池氏の話を聞いてみようと参加。オバマ大統領への書簡について「一致点において評価するのは共産党の気持ちの広さを感じた」と話しました。息子が障害者だと話す女性(77)は「障害者自立支援法はものすごい悪法」と話し、「障害者も職員もみんな働き続けられるようになってほしい」と福祉充実への期待を語りました。