2009年6月24日(水)「しんぶん赤旗」
母子加算復活法案審議入り
一人親世帯の生活保護費に上乗せされていた母子加算を復活させる生活保護法改正案の趣旨説明が23日の参院厚生労働委員会で行われました。
同法案は、日本共産党、民主、社民、国民新の野党4党が共同提出したもの。日本共産党の小池晃議員をはじめ、答弁席には各党の発議者が並びました。
母子加算(東京23区の場合で月額約2万3000円)は社会保障削減路線のもと、2005年度から段階的に廃止され、今年4月に全廃されました。対象は10万世帯に及びます。復活を求める声が上がっていました。