2009年6月26日(金)「しんぶん赤旗」
志位委員長がニカラグア大使と会談
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日本共産党の志位和夫委員長は25日、党本部で、サウル・アラナ駐日ニカラグア大使と会談しました。
アラナ大使は、元ニカラグア外相のミゲル・デスコト国連総会議長の提唱によって前日から国連で始まった「世界金融・経済危機と開発への影響」をテーマとする首脳級会議について、現在の危機は、G8(主要8カ国)やG20だけでなく、国連に加盟している192カ国の意見を取り入れて解決すべきだという立場にもとづくものだと強調し、デスコト議長の開会演説を志位氏に手渡しました。
志位氏は、発展途上の多くの国は現在の経済危機に責任を持っていないにもかかわらず、深刻な被害を被っている事実をあげながら、これらの国々を含めた問題解決の方向は変化する現在の世界の要求に合致するものだと強調しました。
志位氏はまた、オバマ米大統領のプラハでの核兵器廃絶演説を歓迎して書簡を送った考え方についてのべました。
アラナ大使は、オバマ大統領への志位書簡を読んで、よく考えられた内容だと思ったと述べました。さらに、こうした取り組みが具体的に実を結ぶことを願っていると語りました。
志位氏は、今後ひきつづき、反核、平和の課題などで共同を強めていきたいと述べました。
会談には、緒方靖夫副委員長・国際局長、神田米造国際局次長が同席しました。
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