2009年6月26日(金)「しんぶん赤旗」
建材メーカーのトステム土浦工場
派遣法違反で是正指導
茨城労働局 労働者の申し立て受け
建材メーカーのトステム土浦工場(茨城県土浦市)で解雇された日系ブラジル人の派遣労働者34人が派遣可能期間に違反があったとして、直接雇用の指導・勧告を茨城労働局に申し立てていた問題で、同労働局が労働者派遣法に反すると認定し、派遣元の「サンワーク」とトステムに是正指導していたことが分かりました。茨城労連と全日本金属情報機器労組(JMIU)茨城地本が25日、県政記者クラブで会見して明らかにしたもの。
解雇された労働者は今年2月、JMIUトステム分会を結成し、解雇撤回と正社員化を求めるたたかいに立ち上がりました。労働局への申し立てに続き、5月末には雇用継続を求める仮処分を水戸地裁土浦支部に申請しました。
会見した労組側の安江祐弁護士は「労働局が偽装請負という形を認定した意味は大きく、重要な前進だ。裁判でも違法性を主張していきたい」とコメント。大塚ケンジ・トステム分会長は「たたかいのいいスタートが切れた。これからもみんなとがんばっていく」と語りました。