2009年7月1日(水)「しんぶん赤旗」
75歳以上医療費無料化へ
党都議団が署名提出
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日本共産党東京都議団は30日、75歳以上の医療費無料化を求める署名5449人分を都知事あてに提出しました。26日の行動に引き続き2度目の署名提出になります。
尾崎あや子都議予定候補(北多摩1区)は「(75歳以上医療を無料にした)日の出町では医療費を生活費に回せて喜んでいる。医療費負担が重く3度の食事を2度に減らす人もおり、都としてこの要望を実現してほしい」と強調しました。
畠山まこと都議予定候補(北多摩4区)は「清瀬市は高齢者率が23%もあり『せめて医療費が無料なら生活していける』との声をよく聞く。高齢者の貧困がクローズアップされているなか、75歳以上の医療費無料化は何としても実現してほしい」と訴えました。たぞえ民夫都議(世田谷区)、おだか明都議予定候補(台東区)も署名提出に参加しました。
福祉保健局の日置豊見参事は「持ち帰って局長に伝えます」と応じました。
参加した河野ゆりえ都議は「署名は集約が間に合わないほどの広がりを見せています。要望に共感を覚えてくれる人も多く、用紙を増し刷りして取り組んでくれた人もいた。都はこの思いを受け止めて足を踏み出してほしい」と述べました。