2009年7月15日(水)「しんぶん赤旗」
不信任決議案 志位委員長語る
細田幹事長討論 「見苦しい態度」
14日の衆院本会議で、野党4党提出の麻生内閣不信任決議案の反対討論に立った自民党の細田博之幹事長は、本題である不信任決議案についての討論はほとんど行わず、「偽装献金隠し決議案」だとして、民主党の鳩山由紀夫代表らの疑惑を攻撃することに終始しました。
本来であれば、与党として麻生内閣がいかに信任に値する内閣かを説明すべき反対討論で、相手の党を一方的に攻撃するのはあまりにも異常。議場はたびたびやじに包まれました。
日本共産党の志位和夫委員長は記者会見で、「自民党の細田幹事長の反対討論はひどいものだった。不信任決議案という議題に即した討論をやるのではなく、まったくそこから外れた議論に終始するという大変見苦しい態度だった。自民党という政権党が終えんを迎えつつあるということを痛感した」と語りました。
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