2009年7月23日(木)「しんぶん赤旗」
「日本の将来像」「建設的野党」
志位委員長の発言に注目
BSフジ
日本共産党の志位和夫委員長は衆院解散直後の21日夜、「BSフジ LIVE PRIME NEWS」に生出演しました。総選挙をどうたたかうかについて、司会のフジテレビ報道局政治部の反町理氏と元同テレビアナウンサーの八木亜希子氏、解説役の若松誠・フジテレビ解説委員長、政治アナリストの伊藤惇夫氏と語り合いました。
番組では、日本共産党が訴える「新しい日本の将来像」「建設的野党」の役割について大きな注目、関心が寄せられました。若松氏は「(志位委員長は)盛んに、今後の日本の進路をどうするのかということを提起されている」「今後、各党が、自分たちが選挙後にどういう日本、どういう今後の進路を目指すのか、国家像というのを積極的に提起してほしい」と発言。「建設的野党」のフリップも登場するなど、「共産党の次なる姿」に質問が集中しました。
志位氏は、日本共産党が掲げる「ルールある経済社会」「自主・自立の平和外交」という「二つの旗印」について、さらに、総選挙後に民主党中心の政権ができた場合に果たす「建設的野党」「行動する是々非々」の立場について丁寧に説明し、決意を語りました。
伊藤氏は「要するに提案型野党ですよね」「そういう目標を実現するためにも、前提は政権交代で、その政権に対して影響力を行使していくことが大事になる。そのためにはまず(今回の)選挙で存在感を示さないといけない」と応じました。
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