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2009年8月6日(木)「しんぶん赤旗」

各党の温暖化政策を検証

「メーク・ザ・ルール」


 地球温暖化防止のための中長期目標の設定と「気候保護法」の制定を求める「MAKE the RULE キャンペーン」は5日、都内で記者会見を開き、総選挙に向けて各党が出した温暖化政策の「徹底検証」を発表しました。

 同キャンペーンの平田仁子事務局長は、「責任を持って行動する代表を総選挙で選ぶ」材料として「徹底検証」を活用してほしいと呼びかけました。

 「徹底検証」は、▽公約での気候変動問題の位置づけ▽中長期の気候変動対策を進める法律制定―など8点から各党の公約を検証。

 削減の仕組みとしての排出量取引や炭素税については、自民党のマニフェストが何も言及していない一方、共産党が「まず政府と産業界との(削減)協定の義務付けをうたい、補助的手段として排出量取引や炭素税を入れるとしている」点に注目しています。

 民主党が地球温暖化対策税の導入を提唱していることについては、自動車関連税の暫定税率廃止の公約との関連で問題があると指摘しています。

 「徹底検証」はキャンペーンホームページ(http://www.maketherule.jp)で公開しています。



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