2009年8月12日(水)「しんぶん赤旗」
「かえるネット」ってなに?
〈問い〉「日本共産党といっしょに日本をかえるネット」の若者が、働き方などの問題でアンケート活動をしていました。どんな団体ですか。(埼玉・一読者)
〈答え〉「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」(かえるネット)は、日本共産党に関心、期待を寄せてくれる広範な若者と、メールニュースを受信することでつながり、多彩に活動する、若者分野のゆるやかな日本共産党後援会です。
ブログやメールニュースなどネットを通じたとりくみと、民青同盟や労働組合、民主団体をはじめ、職場・地域・学園のさまざまな分野で日本共産党に関心、期待を寄せる若者が願いに照らして党を応援し、交流する活動を重視しています。
各地の「かえるネット」が、「お帰りなさい」宣伝やハローワーク前対話、大学門前宣伝に元気にとりくんでいます。プラスターやシールアンケートボード、ビラなどを活用し、若者の願いを聞き、党への思いを自分の言葉で語っています。多彩な形の集いも広がっています。
いま若者は、「派遣切り」や長時間労働をはじめとする「使い捨て」の働き方、世界一高い学費や過度の競争教育を強いられ、「人間らしく働きたい」など切実な願いを強めています。総選挙は、こうした生きづらさを押しつけてきた自公政権に退場を求めるキッパリした「審判」を下すとともに、自公政治に代わる新しい政治のあり方、若者の願いに応える日本の進路を「選択」する歴史的な選挙です。
日本共産党は、若者の切実な願い実現へ、国会でも草の根でも若者と力をあわせています。「雇用を守る社会的責任を果たせ」と大企業に強く求め、草の根でも生活相談をおこなうなどして現実を動かしてきました。「企業献金をうけとらない党」だからこそ、大企業に正面からモノが言え、若者の願い実現に一貫して力をつくせます。
「ひどい働き方を何とかしたい」「今の政治は変わってほしい」―模索と探求を強める多くの若者の中で党支持を大きく広げることをめざし、日本共産党は「かえるネット」の活動発展へ力をつくしています。(青)
〔2009・8・12(水)〕