2009年9月8日(火)「しんぶん赤旗」
小児病院存続・築地市場移転中止
「新都議は公約守れ」
都議会開会 都庁前で訴え
改選後初の東京都議会定例会が開会された7日、都民要求実現全都連絡会、東京社会保障推進協議会、東京地方労働組合評議会は都庁前で開会日行動に取り組み、400人が「新都議は公約を守って都立小児病院の存続を」「築地市場の豊洲移転は中止を」「新銀行東京から撤退せよ」と訴えました。
東京地評の伊藤潤一議長が主催者を代表して「都政も国政も新しい政治状況のもとで開会を迎えた。都民の願いと一致する公約を実行させる運動と世論を起こし、新しい都政をつくっていきたい」とあいさつ。各団体代表が発言し「多くの高齢者から年金が低く病院に行けない、老老介護で大変との声があがっている。後期高齢者医療制度はすぐ廃止を」(年金者組合都本部)、「小児医療体制が不足し、新型インフルエンザの流行を迎えている時、都立小児病院の廃止は断じて許せない」(清瀬小児病院を守る会)などと訴えました。
日本共産党都議団の大山とも子政策調査委員長が連帯あいさつし「都議選での公約実現に全力をあげます。都議選は『自公政治はだめ』という審判だった。今こそ都政も暮らし、福祉を充実させることが求められている。都立小児病院存続、無駄遣いやめよなど都民の願いを実現するため力を合わせて頑張ります」と表明しました。