2009年9月9日(水)「しんぶん赤旗」
新政権対応
「いいものはいい」と協力 「あかんものはあかん」貫く
テレ朝系番組 穀田氏が発言
日本共産党の穀田恵二衆院議員は7日放映のテレビ朝日系「TVタックル」に出演し、今後の政治について各党の議員らと議論しました。
穀田氏は今回の総選挙結果について、「新しい政治の流れ、日本の政治にとって大きな前向きの一歩として歓迎している」とのべました。そのうえで建設的野党として、いいものはいいと積極的に協力するとともに、「憲法、消費税、(衆院)比例定数削減の問題などでは意見が違うし、『あかんものはあかん』という立場を貫いていく」と表明しました。
新しい政権のもとでの外交の問題が議論になりました。穀田氏は、「世界は変わりはじめている。(新政権が)最初にやる仕事としては、核廃絶の問題で日本がイニシアチブをとっていくことがいちばん大事だ」と発言。核密約について民主党代表の鳩山由紀夫氏が事実を明らかにし、核を持ち込ませないための対米交渉をするとのべていることをあげて、日本共産党が入手している資料を提供することを含め、「後押ししたい」と話しました。
今回の首相指名選挙で、自民党が「白票」を投じようとしていることが話題になり、穀田氏が「選挙に負けて、頭が『真っ白』ということではないか」とのべ、スタジオがわきました。