2009年9月10日(木)「しんぶん赤旗」
アジア政党会議参加へ
「核問題での協力話し合いたい」
志位委員長
日本共産党の志位和夫委員長は、9日の党創立87周年記念講演で、24日から26日まで中央アジアのカザフスタンで開かれる第5回アジア政党国際会議に参加することを明らかにしました。
アジア政党会議は、アジアで活動する合法政党が与野党の区別なく一堂に会する画期的な会議です。日本共産党は、バンコクで開かれた第2回会議(2002年)から毎回参加。北京での第3回会議(04年)には不破哲三議長(当時)、ソウルでの第4回会議(06年)には志位委員長が参加しました。
志位氏は、今回の会議が開かれるカザフスタンについて、ソ連の一部だった時代に東部のセミパラチンスクが核実験場とされ、多くの人々が放射線による被害にさらされ、91年の独立後は核実験場を閉鎖し、核兵器を自ら放棄した国だと指摘。「核兵器問題もふくめて世界とアジアの平和のための協力について各国代表と話し合ってきたい」と抱負を語りました。