2009年9月21日(月)「しんぶん赤旗」
第5回アジア政党国際会議
志位委員長 カザフスタンへ
あす出発
|
志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団は、24日から26日まで開かれる第5回アジア政党国際会議に出席するため、カザフスタンを訪問します。
アジア政党国際会議は、アジアのすべての地域から与野党をとわず多数の政党が参加する包括的な会合として、発展してきました。2000年のマニラ、02年のバンコク、04年の北京、06年のソウルにつづいて、今回、カザフスタンの首都アスタナで開催される会議は、5回目となります。日本共産党は、2回目のバンコクでの会議以降、毎回、代表団を派遣してきました。
日本共産党代表団は、会議でスピーチをおこない、各国の政党と交流をすすめるほか、会議参加後、旧ソ連時代におびただしい数の核実験がおこなわれたセミパラチンスク核実験場に隣接するセミパラチンスク市なども訪問する予定です。代表団の出発は22日、帰国は29日の予定です。
志位委員長は、9日の党創立記念講演で、カザフスタンが、核実験による深刻な被害の体験を経て、1991年のソ連からの独立の過程で核実験場を閉鎖し、その後、核兵器を放棄して非核の国となったことを紹介。「そうした国で開かれる今回のアジア政党国際会議で、核兵器問題もふくめて世界とアジアの平和のための協力について各国代表と話し合ってきたい」と抱負を語っています。
代表団は、志位委員長(団長)、緒方靖夫副委員長・国際局長、森原公敏国際局次長で構成され、尾崎芙紀、田川実両国際局員、林行博赤旗写真部員が随行します。
|
■関連キーワード