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2009年9月24日(木)「しんぶん赤旗」

首相の温室ガス25%減表明

国連・各国が評価


 【ニューヨーク=小林俊哉】ニューヨークの国連本部で開かれた気候変動首脳会合で22日、鳩山由紀夫首相が、日本の目標として温室効果ガス排出量の25%削減方針を明らかにしたことは、国連や各国から高く評価されました。

 同氏の演説には会場から何度も大きな拍手が起こりました。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長はサミット後の記者会見で「政治的に勇気ある、決定的にタイムリーな誓約」だとたたえました。

 さらに「日本政府の野心的な目標は先進国の間の力学を変えると思う」と発言。先進国による足並みをそろえた温室効果ガス排出削減に向けて、プラスの影響がおよぶことに期待を表明しました。

 フランスのサルコジ大統領も演説で「非常に力強い誓約をした日本の新政権の指導性を称賛したい」と評価。デンマークのラスムセン首相も「大変勇気づけられた」と記者団に語りました。



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