2009年10月7日(水)「しんぶん赤旗」
国民運動と国会論戦 出番
全労連と党議員団が懇談
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新政権下で国民・労働者のたたかいをどうすすめるかについて、全労連と日本共産党国会議員団との懇談が6日、衆院第一議員会館で行われました。
全労連から大黒作治議長、小田川義和事務局長ら役員が、党議員団から小池晃政策委員長、穀田恵二国対委員長はじめ衆参国会議員が出席しました。
大黒氏は「切実な要求を実現するために国民運動の出番であり、国民的な共同を広げていきたい」と表明。11月8日に国民大集会も予定しており、深刻化する雇用・失業対策をはじめ労働者派遣法の改正、最低賃金引き上げなど諸要求実現を迫るたたかいを強めていきたいとのべました。
小池氏は、「新政権のもとで国民運動の役割と、それと連携した国会論戦がいっそう重要になっている」と強調。雇用・失業対策では緊急対策をとらせるとともに大企業に対する社会的責任の追及が重要であり、労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度廃止など国民運動と力をあわせて要求実現へ全力あげたいとのべました。
派遣法、社会保障、核密約、米軍再編、公務員問題、公契約、女性差別などをめぐる情勢や課題について熱心に意見交換しました。