2009年10月15日(木)「しんぶん赤旗」
120労組に協力要請へ
派遣法改正“協力したい”と賛意
山口県労連
山口県労働組合総連合(藤永佳久議長)と各地域労連は、労働者派遣法の早期改正を実現しようと、国会へ提出する請願署名への取り組みの要請行動を14日行いました。
要請行動は前日から始まりました。県労連と連合に所属していない県内約120の組合を対象に、「労働者派遣法の早期改正を求める国会請願署名に協力を」と訴えています。
河済盛正県労連事務局長と大庭平四郎山口地域労連事務局次長は14日、旧山口市内11の労働組合を訪問、署名への要請と懇談をしました。
食品製造メーカーでは組合委員長が「昨年より商品の売れ行きが落ち、流れも悪くなっている。むちゃくちゃな事態になっている。景気がよくなってほしい」と話しました。
これに対し河済氏が「消費が経済の活性化につながっていく。それにはもっと労働者の賃金を上げるべきだ。それと同時に、法律を改正して正規労働者を増やし、生活できるようにすべきだ」とのべ、署名への協力を要請しました。
組合委員長は「執行委員会で討議し、ぜひ協力したい」と答えました。
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