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2009年10月20日(火)「しんぶん赤旗」

COP15

交渉妥結は可能

温室ガス削減でMEF各国


 【ロンドン=小玉純一】18、19の両日、ロンドンで開かれた主要経済国フォーラム(MEF)の会合で、出席者は12月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)での交渉妥結は可能だと強調しました。

 開催国・英国のミリバンド気候変動相は18日、英国放送協会(BBC)に対して、温室効果ガス削減で日本政府が新しい野心的目標を打ち出したなどとして、「よい兆候がある」と表明。COP15での交渉妥結へ向け、先進国が2020年までのガス削減目標と途上国支援の資金という「二つの大きな困難を乗り越えなくてはならない。米国の削減目標が必要だ」と語りました。

 米国のスターン気候変動問題担当特使は同日、MEF会合開始にあたり、「(コペンハーゲンでの)交渉妥結は可能だ。困難はあるが、そんなに多くの要素を合意するのではない」と指摘。国内法制定過程にある米国のガス削減目標について「議論の範囲は明白だ」「大きな謎があるのではない。数字の問題だ」と語りました。



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