2009年10月21日(水)「しんぶん赤旗」
「居場所の力」発揮し全国大会成功へ
市田書記局長が民青同盟役員と懇談
日本共産党の市田忠義書記局長らと日本民主青年同盟(民青同盟)の田中悠委員長らが20日、党本部で懇談し、民青同盟全国大会の成功へ向けた共同の取り組みの強化を話し合いました。
田中さんは総選挙後の新しい情勢のもとでの民青同盟の役割とともに、大会決議案で提起している「居場所の力」について、その内容、各地の受け止めや経験を紹介しました。決議案では民青同盟がつくってきた居場所は、青年の連帯をきずき、成長を支えあい、行動へふみだす確かな力となっているとのべています。
懇談では、居場所の力について活発に意見をかわしました。市田さんは居場所の力を発揮して「笑いも涙も、楽しいこともつらいことも、みんなで向きあい乗り越えてきた」という大会決議案の内容に心を打たれたとのべました。
市田さんは党の第9回中央委員会総会が全国大会を迎える民青同盟に対する親身な援助を提起したことを紹介。「青年のつどい」を党と民青同盟で大いに開くこと、雇用や学費など青年の切実な願いに応える運動を共同で発展させ、全国大会へ向けて多くの民青同盟員を迎えようとのべました。
また、民青同盟の地区再建の取り組みを進めることを話し合いました。
市田さんは「全国大会で党の代表があいさつさせていただきます。できることは何でもやるので要望は大いに寄せていただきたい」とのべ、党と民青同盟が力を合わせて、全国大会を成功させていこうと話しました。
懇談には民青同盟中央常任委員全員と党からは中井作太郎党建設委員会責任者らが出席しました。
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