2009年11月21日(土)「しんぶん赤旗」
全労連20周年レセプション
団結、要求実現めざす
市田氏があいさつ
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全労連(全国労働組合総連合)の結成20周年記念レセプションが20日夜、各界代表ら約550人が参加して東京都内で開かれました。
全労連は1989年11月21日、労働戦線の右翼的再編に抗して、国民・労働者の要求実現と労働戦線統一の母体となることをめざして結成されました。
あいさつした大黒作治議長は、要求実現と社会の前進に確固とした役割を発揮してきたことを振り返りながら、結成20年をステップにして新たな飛躍をめざす決意を表明。深刻な不況から雇用と国民生活を守るたたかいに全力をあげるとのべ、「国民のみなさんと手を組み、労働者、国民の未来を輝かせる役割を発揮したい」と強調しました。
日本共産党や純中立労組懇談会、ILO(国際労働機関)駐日事務所、全国労働組合連絡協議会(全労協)、全国商工団体連合会、日本婦人団体連合会(婦団連)の代表が「大企業に社会的責任を迫る全労連の主張は国民世論の大河となっている」などとあいさつしました。
日本共産党の市田忠義書記局長は、全労連が労働者はもとより国民的な共同のよりどころとして大きな役割を発揮してきたと指摘。自公政権を退場させた新しい時期を実りあるものにするには国民と日本共産党のたたかいにかかっているとのべ、全労連がその先頭にたってほしいとよびかけました。