2009年11月23日(月)「しんぶん赤旗」
でっかい仲間づくり
民青同盟大会、生きいき交流
市田書記局長が講演
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東京都内で開かれている民青同盟第34回全国大会2日目の22日、引き続き討論が行われました。
「居場所の力」を発揮して一人ひとりの要求を大切に仲間を迎えているとの発言が出されました。日本共産党の市田忠義書記局長が講演し、若い世代をとりまく政治と社会の動き、それを変えるための民青同盟の存在と役割の大きさを語りました。
「楽しくて愉快な民青同盟のよさを周りにいる人にも分かってほしくて気軽に友達を誘っています」と話したのは熊本県の学生。地域班と一緒に『資本論』の学習会もし、班会に来れない人には連絡を取って参加できる日に班会をします。「みんなの居場所になる『班が主人公』の活動をしている。当たり前の活動が大切だと気づいた」と語りました。
「格差や分断に負けない信頼関係、人間的連帯をつくろう」と地区再建の決議案に書いた東京・杉並地区委員会。多くの青年に民青同盟の“居場所の力”を広げようと他団体で活動している青年との連帯にも力を入れています。昨年の青年大集会では労働組合と実行委員会を立ち上げ、50人が参加しました。地域の9条の会と一緒に企画を開催、NPT再検討会議への参加へむけたカンパと署名集めも始め、仲間を迎えています。
三重県の青年は長時間労働で班会に参加できなかった時期も班の仲間が「何とかせねばと私以上に真剣になってくれた」と励まされました。労働組合とともに労働基準監督署への告発と団体交渉を行い、会社から150万円の不払い残業代を勝ち取りました。
千葉県委員会の同盟員は、常任委員会で「自分史」交流を通した自らの成長を語り、担当する中部地区委員会の再建を来年1月にする予定だと決意をのべました。
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