2009年11月26日(木)「しんぶん赤旗」
肝炎法案
きょう衆院通過へ
すべての肝炎患者の救済を目指す肝炎対策基本法案が、26日の衆院厚生労働委員会と本会議で、全会一致で可決し、衆院を通過する見通しとなりました。
25日の同委員会理事懇談会と各派協議会で協議が行われ、法案は各党合意のもとで委員長提案とし、26日の委員会で採決することで一致しました。
この間の各派協議の結果、法案の前文には、B型・C型肝炎にかかわるウイルス感染について「国の責めに帰すべき事由によりもたらされ…たものがある」との記述を追加。付則には「肝硬変及び肝がんに関する施策の実施」の条項も盛り込むことになりました。
協議にあたった日本共産党の高橋ちづ子衆院議員(厚労委員)は、法案の早期成立と、よりよいものにするための合意形成に一貫して努めてきました。