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2009年11月26日(木)「しんぶん赤旗」

納税者憲章 制定を明言

藤井財務相 佐々木議員質問に


 日本共産党の佐々木憲昭議員は25日、衆院財務金融委員会で、納税者の権利を守る「納税者憲章」の制定を藤井裕久財務相に求めました。同相は、「大変大事なこと。民主党の選挙公約であり、この(政権の)間に実行させていただく」と答えました。憲章の制定を財務相が国会で明言したのは初めてです。

 佐々木氏は、共産党は1992年に提唱して以来、一貫して実現に努力してきたとのべたうえで、「生命保険を差し押さえて滞納分の納税に充てるなど、人道上も許されない強権的な徴税が行われている。納税者は対等な主権者として扱われ、権利を尊重されなければならない」と強調しました。

 さらに、OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国のうち23カ国が納税者憲章を制定し、世界的な流れになっていることにふれ、「日本は遅れている。いつまでに実現するか」と迫りました。



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