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2009年11月28日(土)「しんぶん赤旗」

ヒブワクチン定期化推進

高橋議員に厚労相が答弁


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(写真)質問する高橋ちづ子議員=25日、衆院厚生労働委

 長妻昭厚生労働相は25日の衆院厚生労働委員会で細菌性髄膜炎ワクチン(ヒブワクチン)の公費による定期接種化について「前向きに議論を進めるべき案件だと考えている」と述べました。日本共産党の高橋ちづ子議員が「どんなに貧しい国でも国の定期接種にして子どもを守るように」との1998年の世界保健機関(WHO)の勧告を踏まえて求めたのに対して答えました。

 ヒブワクチンはすでに110カ国以上で接種されています。日本では年間約1000人が細菌性髄膜炎にかかり、そのうち5%が命を落としています。昨年秋から任意接種が始まり、「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」などが定期接種化を粘り強く要請してきました。

 高橋氏は「約3万円は負担が重すぎる。定期接種に踏み出すべきだ」と迫りました。

 小児用肺炎球菌ワクチンも定期接種にするよう高橋氏は要求。足立信也厚労政務官は「推奨していきたいという基本的な方針だ。次期国会に提出する予防接種法の改正案の中で検討したい」と答えました。



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