2009年11月29日(日)「しんぶん赤旗」
パナソニック偽装請負訴訟
職場に戻りたい
報告集会 高裁判決の確定訴える
志位委員長がメツセージ
最高裁で弁論が行われたパナソニックプラズマディスプレイ偽装請負訴訟の報告集会が27日夜、東京都内で開かれ、約200人が参加しました。
原告の吉岡力さん(35)は、12月18日の判決に向けて、「みなさんの期待に応え、後に続く仲間のためにも職場に戻りたい」と表明。宮里邦雄日本労働弁護団会長は、派遣先の雇用責任を認めた大阪高裁判決を「大きな一歩をつくった」とのべ、最高裁で確定させるたたかいを訴えました。
全労連、全労協の代表があいさつ。「反転攻勢が広がっている。希望ある働き方の実現に奮闘する」(全労連)と語りました。
日本共産党の志位和夫委員長が連帯メッセージを寄せ、日本共産党の仁比聡平、山下芳生両参院議員が連帯あいさつしました。
志位委員長はメッセージで「たたかってこそ未来は開けます。大義と道理あるたたかいは必ず日本を変える力になります」とのべ、全国の草の根の力を結集して最高裁での勝利判決を必ず実現させようと訴えています。
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