2009年12月9日(水)「しんぶん赤旗」
憲法守る「赤紙」行動
母親大会連絡会 全国各地で宣伝
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太平洋戦争開始68年の8日、日本母親大会連絡会、各都道府県・地域母親大会連絡会が「赤紙」(召集令状)を配り、「平和と日本国憲法を守れ」「沖縄・辺野古への新基地建設反対」などと訴え、全国各地で宣伝しました。
東京では、師走の買い物客でにぎわう千代田区・マリオン前と同区・JR御茶ノ水駅前で、日本母親大会連絡会、東京母親大会連絡会のそれぞれ四十数人が行動しました。次々にマイクを握り、「日本とアジア、世界の人々の尊い犠牲のうえにつくられた日本国憲法を、一緒に守りましょう」と訴え、国際署名「核兵器のない世界を」への協力をよびかけました。
ビジネスバッグを持った背広姿の男性(58)は、被爆者の知人がいるといいます。「アメリカのオバマ大統領も核兵器をなくすと言っているね。本当になくなればいいよね」と署名しました。
岩手県一関市から通院のため夫と上京した女性(62)は、「戦争はいやです。戦争のない世の中が一番です」と2人で署名しました。
「戦争は困ります」と友人との待ち合わせの時間がくるまでの間、飛び入りで宣伝に加わった女性=東京都八王子市=もいました。
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