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2010年1月5日(火)「しんぶん赤旗」

政治を前に動かす年

日本共産党が新春第一声 小池・田村両氏ら訴え


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(写真)新春第一声で訴える小池晃政策委員長(左)、田村智子氏=4日、東京・新宿駅東口

 日本共産党中央委員会・同東京都委員会は4日、東京・新宿駅東口で新春第一声の街頭演説を行いました。小池晃政策委員長(参院議員)、田村智子参院比例代表予定候補、大山とも子都議がマイクを握り、「国民の願いを受けて動き始めた日本の政治を、さらに前に動かそう」と、参院選での日本共産党の躍進を訴えました。司会は雨宮たけひこ新宿区議。

 小池氏は、年末から年始にかけて公設派遣村に数回通った経験にも触れ、労働者派遣法の抜本改正や最低賃金の引き上げを訴えました。また、沖縄の普天間基地問題について「米軍は県民から強奪した土地に、家賃も払わず65年も居座った。引っ越し費用は自分で払ってもらい、引っ越し先も自分で探してもらおう」と語り、共感の拍手を浴びました。

 田村氏は、首都圏でも基地のすぐそばに公園や学校がある実態を怒りを込めて告発し、平和な日本を目指す決意を語りました。

 大山氏は都立3小児病院の存続をはじめ切実な都民要求の実現へ、さらに奮闘すると表明しました。

 「自分も就職が不安。雇用の話が聞こえたので」と足をとめた男子高校生(17)=新宿区=など、聴衆がふくらみました。通りかかって署名に応じた派遣労働者の男性(62)=さいたま市=は「鳩山政権には少し期待したが、企業に何も言わず期待外れだ」と話し、「米軍より日本国民の暮らしにお金を回すべきだよ。小池さん、いい話するね」と感想を語りました。



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