2010年1月15日(金)「しんぶん赤旗」
アスベスト訴訟
被害補償と救済早く
首都圏建設組合が集会
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建設労働者らが国と企業を相手にアスベスト被害補償と根絶を求めている首都圏建設アスベスト訴訟統一本部は14日、衆院第1議員会館でアスベスト被害の補償と根絶を求める院内集会を開き、140人が集まりました。
白田宏記副本部長は、「多くのアスベスト被害が放置されており、この訴訟が先駆的な意味をもっています。120人を超える仲間が第2次原告団に加わります。署名は107万人分を超えました。大きなうねりにしていきましょう」とあいさつしました。
千葉土建原告団の小菅洋一団長は「アスベストは過去だけでなく、これからの問題です。みなさんの協力を得て頑張りたい」と強調。全建総連の宮本一労働対策部長は「亡くなった原告も25人いる。早く補償・救済制度をつくらせなければなりません」と呼びかけました。
清水謙一統一本部事務局長が、署名を200万人分まで広げるなど行動提起しました。
日本共産党と民主党の国会議員が出席。共産党の塩川鉄也衆院議員は、「国と建材メーカーの責任を認めさせていくため全力で頑張ります」とあいさつしました。
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