2010年1月23日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党にはどんな人が入ってる?
〈問い〉日本共産党にはどんな人が入っていますか。品格とかも基準がありますか。(宮城・一読者)
〈答え〉日本共産党は昨年1年間に約1万2千人の新規党員を迎えました。年齢も職業も多彩です。「派遣切り」にあい、労組をつくってたたかう青年、医療・福祉の専門家、学生や主婦、音楽家や伝統芸能の師匠もいます。元保守系の地方議員や会社経営者、大規模経営の農家など、保守・無党派の立場にいた人、町内会長や住職、自営業者、法律家も入党しています。
共通しているのは、「政治を変えたい」との熱い思いや、「ルールある経済社会をつくる」「アメリカいいなりから脱却する」という党綱領と日本改革の方針・路線への共鳴、共感です。長く党を支持し、選挙で協力してくれた「赤旗」読者や後援会員だけでなく、生活・労働相談で党を知った人、「綱領を語る集い」や演説会に初参加の人も入党しています。党のビラやホームページを見たり、マルクスの『資本論』や科学的社会主義の文献などにふれて入党を申し込む人も少なくありません。
日本共産党は、「日本の労働者階級の党であると同時に、日本国民の党」「民主主義、独立、平和、国民生活の向上、そして日本の進歩的未来のために努力しようとするすべての人びとにその門戸を開いている」(規約第2条)党で、圧倒的多数の国民を対象に活動しています。
入党基準は「18歳以上の日本国民で、党の綱領と規約を認める人」(同第4条)としています。入党にあたっては、地域や職場、学園などの党支部に所属し、「四つの大切」(「しんぶん赤旗」を読む、支部会議に出席する、学習につとめ活動に参加する、党費をおさめる)を大事にして活動することを納得した人に入党してもらっています。
「品格」ということでは、新しい日本の政治と社会をつくっていくうえで、周りの人との信頼関係を大切にしており、規約でも「市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす」(第5条)を党員の権利と義務の第一に掲げています。著しく反社会的な人は入党することはできません。 (稲)
〔2010・1・23(土)〕