2010年2月24日(水)「しんぶん赤旗」

日本共産党が重視している支部会議とは？

　〈問い〉日本共産党は毎週、支部会議を開くことを重視しているとのことです。どんなことをおこなうのですか。（神奈川・一読者）

　〈答え〉日本共産党は、職場、地域、学園を単位に、そこに３人以上の党員がいるところで支部をつくって活動しています。全国に約２万２千の支部があり、「支部が主役」の草の根の活動を重視しています。

　支部は、職場、地域、学園で多くの国民の支持をえることをめざして、国民の要求にこたえる活動、選挙の活動、党勢拡大の目標と計画―「政策と計画」をたてて活動にとりくんでいます。支部のこうした活動を日常的にすすめていく大切な場が、毎週の支部会議です。

　支部会議では、全国的な問題とともに、支部や党員の身の周りの問題などを取り上げます。ですから、党中央委員会の方針をはじめ、日々の「赤旗」などをもとに、全国や職場、地域、学園などの情勢について話し合いをおこないます。そのうえで、支部活動の「政策と計画」がどのように実行されているか、さらにすすめるためにはどういうとりくみが必要か、みんなで論議しています。また綱領や科学的社会主義を学び、自信をもって活動できるようになれることも大きな魅力です。

　支部会議では、党員の得意なことにも光をあてています。党員の得手を生かすことで、支部活動を多彩にし、支部と国民との結びつきを広げています。要求実現の問題もつねに討議し、この活動をつうじて、職場の仲間や地域の住民などの役に立ち、喜ばれることが、党員としての生きがいや誇りにもなっています｡そのことが､選挙での支持拡大や、党員、読者、後援会員を増やす力になっています。

　また支部会議では、悩みを出しあい、励ましあって、きずなを深めています。党は、社会進歩に貢献しようという志が同じ人間の集団とはいえ、党員は豊かな個性をもち、さまざまな事情や条件も抱えながら活動に参加しています。党員の生活環境や労働条件なども交流し、互いのことを理解し、支えあうことを大切にしています。（橋）

　〔２０１０・２・２４（水）〕