2010年3月3日(水)「しんぶん赤旗」

赤旗まつりってどんな「まつり」なの？

　〈問い〉赤旗まつりを楽しみにしています。まつりの歴史や特徴を教えてください。（茨城・一読者）

　〈答え〉今年の第４０回赤旗まつりは１１月６日（土）・７日（日）、東京・江東区の夢の島公園で開きます。２０万人が参加した前回から４年ぶりで、大きな期待が寄せられています。

　赤旗まつりは１９５９年１１月、「アカハタ」再刊３０００号を記念し、東京都・浜離宮庭園で開いた「アカハタまつり」（２万人参加）が最初です。毎回、世界と日本の焦点となっている問題での日本共産党幹部の記念演説をはじめ、第一級の文化・芸能人の熱唱・熱演プログラム、全国の名品・物産模擬店など、家族そろって楽しめる催しがいっぱいです。参加者一人ひとりが主役の、「新しい日本のまつり」です。

　「しんぶん赤旗」読者、党支持者をはじめ党内外の広範な人びとが、政治について考え、文化・芸術に親しみ、交流と親睦（しんぼく）を深め、日本と世界のよりよい明日をめざして英気を養う一大祭典です。今回は４０回目という節目のまつりで、日程も２日間ですので、新しい企画や工夫で、いっそう魅力ある内容をめざしています。

　政治的には１月に日本共産党第２５回大会が開かれて、２０１０年代を党躍進の歴史的な第一歩とすることが決まり、その最初の年の一大イベントになります。７月の参院選を受けて、来年のいっせい地方選挙にむけた総決起の場となります。

　中央舞台の政治プログラムでは、恒例の記念演説をはじめ党幹部・国会議員、識者の出演する政治企画や民謡、ポピュラー、クラシックなど多彩な芸術家の出演する文化プログラムなど、充実した企画がすすんでいます。青空寄席、囲碁・将棋など、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる内容です。

　会場は、緑と海に包まれた広い公園で、バリアフリーが徹底され、障害をもつ方も参加しやすくなっています。地下鉄有楽町線、ＪＲ京葉線、りんかい線が乗り入れる「新木場駅」から近く、交通の便にも恵まれています。多くのみなさんの参加をお待ちしています。（久）

　〔２０１０・３・３（水）〕