2010年4月3日(土)「しんぶん赤旗」
B型肝炎訴訟和解急げ
高橋議員 「救済にほど遠い」
日本共産党の高橋ちづ子議員は2日、衆院厚生労働委員会で、札幌地裁に続き3月26日には福岡地裁でも和解勧告が出された集団予防接種によるB型肝炎訴訟の和解を急ぐように求めました。
高橋氏は、政府の訴訟団との対応窓口が、長妻昭厚生労働相でなく仙谷由人国家戦略担当相になっていることを指摘し、過大な数字が一人歩きし、財政の枠組みだけで考えているのかとただしました。長妻厚労相は「(先に)財政の枠組みありきではない」と述べました。さらに高橋氏が、被害の実態調査を求めたのに対し、山井和則政務官は「何らかの推計はいると思っている」と答えました。
また、山井政務官が、原告らの要望で今月から肝機能障害にも身体障害者手帳が交付されるようになったことについて対象は3万〜5万人の見込みと答弁。高橋氏は医療や障害での助成でもすべての肝炎患者救済にはほど遠いと指摘。訴訟も段階論にせず、一日も早く和解協議のテーブルにつくように求めました。