2010年4月7日(水)「しんぶん赤旗」

米兵放火の補償解決へ

赤嶺議員に防衛相表明


 北沢俊美防衛相は6日の衆院安全保障委員会で、横須賀市内の賃貸マンションに米兵が放火した事件(2002年7月)の補償問題で「防衛省としては真摯(しんし)に反省すべきだ。早急に見直して解決していきたい」と表明しました。日本共産党の赤嶺政賢議員への答弁です。

 事件は、マンションの一室を借りた米兵3人が海外に出動している際、別の米兵がその部屋の家財道具を盗み、証拠隠滅のため放火したというもの。ところが、事件から8年にもなろうとしているのに、被害者への補償が行われていません。

 赤嶺氏は「(防衛省は被害者を)放置していたと言われても仕方がない」と批判し、「被害者への完全な補償と、二度とこのような対応を繰り返さないよう強く求める」と強調。北沢氏は「足かけ8年というのは想像を超えている。強く反省し、解決を図っていきたい」と答えました。





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