2010年4月20日(火)「しんぶん赤旗」
共産党アンケート調査
安心介護へ制度検証
介護保険制度が2000年に施行されて今年で10年たちました。日本共産党国会議員団は改めて介護保険制度を検証し、安心・安全の介護保障制度へと抜本的な見直しを行うため、アンケート調査を開始しました。
全国の介護事業所と地方自治体の介護保険担当者にアンケート用紙を郵送。さらに、広く利用者・国民の声を聞くために、日本共産党のホームページに「安心の老後のために―介護保険見直しにむけたアンケート」を掲載しました。
介護の現場では、重い利用料を払えず介護を受けられない人や特別養護老人ホームに入れない人など「保険あって介護なし」の事態が広がっています。介護報酬の2度の削減により、介護事業所は深刻な人材不足と経営難に陥っています。
党国会議員団は、制度を抜本的に見直し、こうした事態を打開するための国会論戦と国民的な運動にとりくむ決意を表明。アンケート調査への協力を呼びかけています。