2010年4月22日(木)「しんぶん赤旗」
多彩な賛同者430人
5・3 憲法集会
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日本国憲法の施行から63周年を迎える5月3日の憲法記念日に、「いかそう憲法! 輝け9条! 歩みつづけて10年」をかかげて、「2010年5・3憲法集会」が東京・日比谷公会堂で開かれます。憲法会議、「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」など8団体を事務局とする実行委員会の主催です。2001年から毎年、集会を重ね、ことしで10回目となります。
ことしの憲法集会は、「民主党政権のもとでも執ように続く改憲策動のもとで、平和憲法を守り、くらしに生かしたいという国民世論のよりどころとしたい」(憲法会議・長谷川英俊事務局長)と開かれます。沖縄・米軍普天間基地問題、日米安保条約改定50年、核不拡散条約(NPT)再検討会議と核兵器廃絶を求める国際世論の高まりなど、平和な日本と世界を築くうえで焦びの課題が山積しています。5月には改憲手続法も施行されます。
憲法集会には、賛同者として430人(14日現在)が名を連ねています。池辺晋一郎(作曲家)、大澤豊(映画監督)、小山内美江子(脚本家)、金子兜太(俳人)、亀田美佐子(バイオリニスト)、三遊亭圓歌(落語家)、ジェームス三木(脚本家)、滝田裕介(俳優)、湯川れい子(音楽評論家)、吉永小百合(俳優)、石川文洋(写真家)の各氏ら多彩な顔ぶれです。
集会では、日本共産党の市田忠義書記局長、法政大学教授の田中優子氏、伊藤塾塾長・弁護士の伊藤真氏、社民党党首の福島瑞穂氏がスピーチします。俳優の市原悦子さんによる語りと朗読も予定しています。午前11時から入場整理券を配布、午後0時30分開場、午後1時30分開会です。集会後、午後3時30分から銀座パレードに出発します。
会場前にはオーロラビジョンを設置、集会の模様を屋外で視聴できます。午前11時から午後1時15分まで、オーロラビジョン前で、合唱や中・高校生によるよさこいソーラン、紙芝居、子ども憲法集会などが行われます。
入場無料。問い合わせ=憲法会議 電話03(3261)9007
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