2010年5月18日(火)「しんぶん赤旗」
「改憲手続き法」きっぱり廃止しよう
憲法生かす運動を
憲法会議が銀座で宣伝
笠井議員らが参加
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自民・公明の与党が安倍内閣のもとで3年前に強行成立させた「改憲手続き法」の施行を前にした17日、憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は、東京・銀座のマリオン前で、「欠陥法はきっぱり廃止を」と訴える街頭宣伝をしました。
新日本婦人の会、国公労連、全教の役員のほか、自由法曹団の菊池紘団長や日本共産党の笠井亮衆院議員がマイクを握り、憲法の大切さと同法の廃止を呼びかけました。
笠井議員は、マスコミの世論調査結果を紹介しながら、憲法を変える必要がないというのが圧倒的な国民の声だと指摘。審議する憲法審査会が一度も開かれていないことなどを挙げ、「こんな法律は国民にとって必要ないということ。いらないものはなくすのが筋だ」と廃止を求めました。「戦後65年の節目の年、いまこそ平和と暮らしに憲法を生かす運動を大いに広げていきましょう」と呼びかけました。
「憲法は変えちゃいけないですよね」と話しかける学生もいました。