2010年5月19日(水)「しんぶん赤旗」
初動の遅れ重大
口蹄疫被害 市田書記局長が会見
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日本共産党の市田忠義書記局長は18日、国会内で記者会見し、日増しに深刻の度を深めている口蹄疫被害に対する政府の対応について、「初動が遅れたことは重大だ。危機管理をめぐっても政権担当能力が問われる事態だ」と批判しました。
市田氏は、日本共産党は紙智子参院議員が4月27日に現地調査入りし、穀田恵二国対委員長も同29日に宮崎県庁を訪ね、その後、党として対策委員会を設置して農水省に対応を申し入れたことを紹介しました。
その上で、「地元では怒りの声があがっている。畜産農家と関連業者の生活にかかわる問題であり、迅速な対応が必要だ」と強調し、早期に予算委員会を開き、集中審議を行う必要があると表明しました。