「経済支援弾力的に」

紙議員要求に農水相が表明

（写真）質問する紙智子議員＝18日、参院農林水産委

　赤松広隆農林水産相は１８日の参院農水委員会で、口蹄（こうてい）疫の発生で影響を受けている畜産農家への経済支援について「弾力的に運用したい。たとえば書類提出が前後しても仮払いなどが受けられるようにしたい」と表明しました。日本共産党の紙智子議員への答弁。

　紙氏は口蹄疫被害は日々深刻になっているとして、被害拡大の防止策と経済対策の２点を要求。経済支援については「補償額が出るまで時間がかかる。仮払いなどで生活を支えることを考えるべきだ」と求めました。

　また、被害拡大の防止策について赤松農水相は「獣医、補助員、自衛隊など人員を増強して、感染家畜の埋却のピッチを上げたい」と述べました。

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