2010年5月25日(火)「しんぶん赤旗」
「子ども電話」危うい
宮本氏 内閣府「後援したい」
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泉健太内閣府政務官は20日の衆院青少年問題特別委員会で、18歳までの子どもが自分の悩みや気持ちを話せる子ども専用の電話、チャイルドラインについて「要請があれば内閣府として後援をしたい」と表明しました。日本共産党の宮本岳志議員への答弁です。
チャイルドラインは、「ヒミツは守る」「どんなことも一緒に考える」「名前は言わなくてよい」「切りたいときには切っていい」をモットーに、NPO法人が民間企業からの寄付などで運営しています。
宮本氏は、チャイルドラインを文部科学省、厚生労働省、総務省が後援していることを指摘。「内閣府としても後援すべきだ。財政が厳しく、このままではフリーダイヤルの存続も危ういと聞く。予算的支援も検討してほしい。党派を超えた要望だ」と求めました。
泉政務官は予算措置について「今後相談していきたい」と述べました。
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