2010年5月27日(木)「しんぶん赤旗」
低所得者支援ぜひ
子ども手当 高橋議員
衆院委
日本共産党の高橋ちづ子議員は衆院厚生労働委員会(14日)で、子ども手当に関連して、子どもの貧困をなくす実効性のある施策をとるよう求めました。
高橋氏は、子ども手当が導入されたことで、自治体が低所得者向けを中心としたサービスを縮小している実態を示し、子ども手当の効果が薄れていると指摘しました。
山井和則政務官が「指摘の通りで、一人親世帯への支援が減り、そうでない世帯との格差を広げることにもなる」と答弁したのに対し、高橋氏は「子育ての土台を底上げすることが出発点だ」と述べ、低所得者への支援強化の必要性を強調。厚労省が検討している「子ども・子育てビジョン」で認可保育所を対象に保育料試算を行っていることを取り上げ、無認可施設も対象にし、保育料の引き下げを検討するべきだと迫りました。